データの準備段階から AI の本番運用への架け橋
Everpure は、AI を真に活用できるデータ基盤を整えるために不可欠なデータの分類、キュレーション、クレンジング、セキュリティの確保、スケーリングを AI 導入の全工程で実現します。
データの分類、コンテキスト化、ガバナンスの実現
企業データは、SaaS、クラウド、オンプレミス、メインフレームなど多様な環境に分散しており、データの統合や移行は、セキュアかつ高精度な AI システムの導入における大きな障壁となっています。Everpure Data Intelligence(旧 1touch)は、データの発生場所において、企業データを発見、分類、コンテキスト化することで、データ間の依存関係をデータ関係グラフとして可視化し、この障壁を解消します。データ・インテリジェンス・レイヤーで、API およびモデル・コンテキスト・プロトコル(MCP)を介してデータの意味や相互関係を活用できるようになり、AI モデルに高精度で関連性の高いデータを提供します。
さらに、AI システムやエージェントがデータに直接アクセスする環境で、Everpure Data Intelligence は、属性ベースのアクセス制御(ABAC)に加え、セキュリティとガバナンス・ポリシーを提供します。あらゆる AI ワークロードにおいて厳格なコンプライアンスを確保し、エンタープライズグレードの信頼性を実現します。
AI 活用に向けた生データの変換
Everpure Data Stream の導入により、コストや複雑さの障壁が取り除かれ、企業の AI プロジェクトが加速します。Everpure Data Stream は、NVIDIA AI データ・プラットフォームのリファレンス・デザインを拡張したものであり、非構造化データを、リアルタイムな AI の成果へとシームレスに変換するための基盤を提供します。データの取り込みから推論に至るまで、手作業によるデータの処理を、GPU で加速されたパイプラインに置き換えることで、より迅速に成果を得られるようになります。
NVIDIA のストレージ・テクノロジー担当 VP であるジェイソン・ハーディ(Jason Hardy )氏は、次のように述べています。「次世代の AI ファクトリーを構築するには、セキュリティとガバナンスが確保されたエンタープライズ・データと高速コンピューティングをシームレスに結び付けるデータ・アーキテクチャが不可欠です。Everpure による NVIDIA AI データ・プラットフォームの統合は、AI の実験段階から、本番運用におけるインテリジェンスの本格稼働へとスケールアップするために必要なインフラ基盤を提供します」
さらに、Everpure は、NVIDIA Vera と NVIDIA BlueField-4 STX ストレージ・プロセッサを使用した、 AI ネイティブなストレージ向けモジュール型基盤である NVIDIA STX を用いた次世代 AI ソリューションの開発も進めています。この協業では、企業がエージェンティック AI を大規模に展開するなかで、高速化、セキュリティ、インテリジェントなデータサービスを、企業データにより近い場所で提供することに重点を置いています。
あらゆるワークロードで性能を拡張
ストレージ基盤が分断化していると、AI コンピュート・クラスタに十分なデータを供給できず、学習や推論の性能低下を招きます。このような課題に対応するため、FlashBlade は、超低レイテンシを実現し、KV Cache Accelerator により推論時のメモリ効率を最適化します。また、無停止で進化を可能にする Evergreen アーキテクチャにより、お客様は、FlashBlade//S から小規模に始めて、GPU クラウド規模のニーズに対応する FlashBlade//EXA へシームレスにスケールし、データ・ストリーム基盤から大規模な AI ファクトリーまで、容易に拡張できます。さらに Portworx は、エッジからコア・データセンターまで、AI パイプラインのシームレスなデプロイメント、管理、運用に必要なコンテナ・プラットフォームを提供します。
STN の CEO 兼創業者サブル・ミアン(Sabur Mian)氏は、次のように述べています。「アイドル状態の GPU は、大きな経済的損失をもたらします。STN が Everpure の FlashBlade を標準基盤として採用したのは、大規模な AI ワークロードの処理を妨げるデータのボトルネックを解消できるからです。FlashBlade//EXA の導入により、極めて安定した低レイテンシを維持しつつ、ノードあたり最大 800 Gbps のスループットで数千基規模での GPU の運用が可能となり、お客様の環境で最大 20% の性能向上を実現しています」
これらの機能を統合された単一のアーキテクチャとして提供することで、Everpure はデータサイロの新たな乱立を抑制します。また、IDC が Everpure の委託により実施した Global AI Readiness Survey[1] によると、IT リーダーの 94% が、AI 導入の成功を左右する決定的な要因としてデータの品質を挙げています。Everpure の統合基盤は、AI 業界全体が進化を続けるなかで、企業が変化に対応するために必要な柔軟性と俊敏性を提供します。
関連情報
- Everpure の Accelerate 2026 におけるメインステージ基調講演のライブストリームは、2026年6月17日~18日(米国太平洋時間 午前9時開始)、https://www.everpuredata.com/ でご視聴いただけます。
- ブログ記事 Putting Data First(データを最優先に)では、CEO の視点を解説しています。
- Everpure の後援による IDC レポート「Why AI Projects Fail: Revealing the Data Infrastructure Gap」(AI プロジェクトが失敗する理由:データインフラの課題)は、こちらからご覧いただけます。
- Everpure Data Stream について詳しくは、こちらをご覧ください。